プロが教える失敗しない業者選び！業者選びは失敗したくない重要なポイントですが、なかなか見極めるのが難しいものです。
そこで、押さえておきたいポイントを2つご紹介いたしましょう。
知名度や会社の規模だけで業者を選ばない誰もが知る大手ゼネコンやハウスメーカーを選ぶことの安心感は魅力的です。
しかし、会社が大きくなればなるほど様々な営業経費が必要となります。
広告宣伝費や、都心のオフィス、自社ビルの管理費、上場企業であれば株主還元などなど、
様々なコストがどうしても工事代金を底上げしてしまいます。
さらに、ほとんどの大手企業は下請け業者に発注しています。
元請けから始まり実際に施工する業者までに、二次下請け、三次下請け…と
複数の業者が関わっている場合が多くあります。
その為、上記の様な経費が何度も重複すると言う可能性も多いに考えられます。
スーパーや家電量販店、自動車メーカーなどは品質維持のため数多くのバリューチェーンが必要になりますが、これは安全面や衛生面から考えても当然の事だと言えます。
しかし、塗装工事の場合はどうでしょうか？
例えば、塗料の品質面です。
日本ペイントやＳＫ化研のような一流メーカーの塗料を使用していれば、まず心配は無いと言えるでしょう。
次に技術面での品質です。
これは言うまでも無く、実際に作業する職人さんの技術や経験値で違ってしまいます。
これらの事から考えても、会社の規模や知名度より豊富な知識や経験値、高い技術レベルの有無を優先して選んだ方が、賢い業者選択であると言えるでしょう。
ただし、各自治体から定められた届け出や許可の有無、国家資格である１級塗装技能士などの資格保有者が施工管理をしているか等も忘れずにチェックしておきましょう！
当たり前のアピールを見抜き賢く探す！ これらは、ＷＥＢページやチラシなどで、よく見かける代表的なキーワードの3つです。
一見、どのワードも重要なポイントに思え安心感が増しますが、実際はどれも当たり前の事ばかりだったりもします。そのワケをここでご説明いたしましょう。
1番？？？なワードの代表はこれでしょう。
いったい手で塗らなければ何で塗るのでしょう？
足で塗るのかな？ロボットが塗るのでしょうか？（笑）
上記は冗談だとしても、手作業で丁寧と言った事をアピールしたいのでしょうか？
仮に吹付け塗装と比較してアピールしているのであれば、一般戸建て住宅の外壁に吹付け塗装を行う業者など、昨今では1％にも満たないのではないでしょうか？
※ただし、鎧型の雨戸やシャッターを塗装する場合は吹付の方が綺麗に仕上がります。
「手塗り！」は、カレーライスに福神漬けが付いているぐらい当たり前の事なのです。
塗装と言うのは、下塗り・中塗り・仕上げ塗りなど各目的に合った塗料を塗り重ねる事により外壁に耐久性や弾力など様々な機能を付けていく事が最大の目的です。
２回塗り・３回塗り・４回塗りなどの仕様は、各塗料の機能を発揮するためにも各メーカーの仕様書に記載され定められているものであります。
これも、宣伝するに値しません。
そんな当たり前の事よりも、最も重要なのは下地の処理と塗料の選択です。
下地の処理や塗料にも沢山の選択肢がありますので、豊富な経験と技術力が塗り替え成功のカギを握ります。
下地処理の後に塗装をしていく訳ですから、ここがしっかりしていないといくら高額な塗料を塗っても意味がありません。
「○回塗り！」は、喫茶店のモーニングにトーストが付いてくるぐらい当たり前の事なのです。
（東海地方限定？）
このワードも実際によく見かけますが、どこまでの事を指すのか定義が難しく解釈によっては、いかようにも取ることが出来ます。
ネット上の塗装仲介業者や大手リフォームメーカーなどでは、無作為に電話やＦＡＸなどで業者を募り発注する事も多いのが現実です。
実際に、私たちの所にもそういったお話を頂く事がよくあります。この様な業者との差別化から、「自社施工！」をアピールするのでしょうが、技量や実績もわからない業者に仕事を発注する行為は無責任以外の何物でもありません。
私たちタマキ塗装では、自社で責任を持った仕事をモットーに活動していますので、あえて宣伝する必要は無いと考えています。「自社施工！」は、タマキ塗装では当たり前の事なのです。
まとめ皆様も、当たり前のキャッチコピーや会社の知名度などに目を奪われる事無く地元の優秀な業者さんを探してみてはいかがでしょうか？
まるで我が家の様に親身になって施工してくれる業者さんと出会える事でしょう。
