塗装っていったい何？
よく耳にするのは「色を塗る」「見た目を綺麗に」「錆などを防ぐ」
んんっ？ なんだか漠然としていますね。
費用もお安くはないですから、ここは一度「塗装」の定義をハッキリさせて見ましょう。
早速、ｗｅｂの辞書を引いてみると…
ブリタニカ国際大百科事典の解説
塗料を物体の表面に塗って塗膜をつくること。
美観のため建築の壁面や柱などの粗面に塗装したり、防災の目的でモルタル、セメント、
漆喰、ペンキなどを塗装する。
百科事典マイペディアの解説
塗料を物体に塗布して塗膜を形成させること。
一般に塗装に先だち塗布面のさび，よごれ，油などを除き，サンドペーパーなどで表面を平滑にしたり、
充填(じゅうてん)剤を用いて目止めを行う。塗料の性質、物体の形状、乾燥法などにより各種の塗装法がある。
と、ありました。内容を良く読んで見ると…
どちらの解説にも「塗膜」と言う共通のキーワードが見つかりました。
そこで、ここでは、塗装＝塗膜の形成と考えて話を進めて行く事にしましょう。
せっかく塗装を行うので有れば、より丈夫なモノを作って、建物をより永持ちさせたいものです。
そこで、ここからは、いかに丈夫な塗膜を作るかを考えてみましょう。
建物を長持ちさせる鍵は丈夫な塗膜にあり！さて、どうすれば丈夫な塗膜を作る事が出来るのでしょうか？
有力な方法は、次の二点が考えられるでしょう。
まずは、塗装のサイクルを短くして、塗膜が劣化する前に塗り重ねて丈夫な状態を持続させる方法。
次に考えられるのは、極力膜厚の付く塗料や劣化しにくい塗料などの高機能な塗料を選択する方法です。
前述した二つの方法は効果的でこそありますが、闇雲に行えば多大な出費を強いられる事になります。
では、コストを抑えつつ丈夫な塗膜を形成するにはどうすればいいでしょうか？
それにはまず、修繕計画を立てる事が肝心です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、「計画する」のページで詳しくご説明していますので
興味のある方は、是非参考にしてみて下さい。
無論、工事にたっぷりと予算をお掛けできる方は読み飛ばして頂いて結構です。
